- 2010年1月 4日 14:42
Jupiterチームです。
先日、卒業された生徒さんに近況伺いのメールを送ったところ、
『モバイルWiMAX』を屋内施設へ導入するための全般業務を
担当されているとのお返事をいただきました。
こんなに近くに、サービスが開始されたばかりのお仕事に
携わっている方がおられるとは!!と、驚き半分、
よい機会のなので、モバイルWiMAXについて調べてみることにしました。
IEEEの無線通信規格の一つである
WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)規格に
モバイル用途の機能を追加したものが、『モバイルWiMAX』
(IEEE802.16e)になります。
まず、1つ目の特徴は、IEEE802.11方式の
<無線LANよりも広範囲をカバー>できる点です。
無線LANの利用範囲は→室内で約100m
WiMAXでの利用範囲は→最大半径3km
移動するたびに、ホットスポットを探さねばならない無線LANよりも、
広いエリアでの利用が可能なため、ケーブルの敷設が難しい地域での
利用が可能になります。
また、公衆無線LANサービスのようにWebページでの
ユーザー認証を行うといった手間がいらないのも魅力の1つです。
最初にWiMAX経由でUQコミュニケーションズ等のサイトで
ユーザー登録さえ済ませてしまえば、
それ以降の認証作業なしでインターネットに接続できるようになります。
2つ目の特徴は、
<高速な通信>が可能だという点です。
UQコミュニケーションズ(KDDIやインテルなどが出資)が開始した
『モバイルWiMAXサービス』
→理論値:下り最大40Mbps
実行速度:約10Mbps
イー・モバイルやNTTドコモが提供している
『HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式』
→理論値:下り最大7.2Mbps
実行速度:約1~2Mbps
最大速度で比較すると約5倍の開きがあり、
ダウンロードの際には非常に魅力的な数値です。
さらにUQコミュニケーションズでは、
最大80Mbpsまでの通信速度の拡張を予定しています。
しかし、NTTドコモも負けてはおらず、さらに高速な
『LTE(Long Term Evolution)方式』のデータ通信サービス
(LTEの仕様上の最大速度:下り326.4Mbps)の開始を予定しているため、
各社で通信速度向上の争いが予想されます。
そして、最後の特徴は、
<高速移動での利用>が可能だという点です。
IEEE802.16eの規格では、
120km/hの移動時にもデータ通信が可能とされています。
UQコミュニケーションズが行った実験では、
200km/hの移動時でも最大10数Mbpsの通信が可能とされています。
いいことずくめのようでもありますが、いくつか問題点も抱えています。
①サービスエリアが狭いこと
始まってから間もないサービスのため、現在拡大中です。
②屋内での電波が届きにくいこと
利用する2.5GHz帯の電波は直進性が強いため、室内の奥深くまで電波が
届きにくく、届いたとしても、実効速度の大幅な低下が予想されます。
③利用料金の割高感
4480円(定額/月額)で、イー・モバイルと比べても大差はありませんが、
利用できるエリアが限定されるため、割高に感じられます。
さらに、②の問題もあるため、屋内用のブロードバンドと2回線の契約となると、
かなりの利用料となってしまいます。
ただし、②の問題はWiMAX対応のワイヤレス・ルーター(モバイル・ルーター)が
発売されれば解決できる問題でもありますし、③もいくつか料金プランが出されれば
利用者の興味を引くことは間違いないはずです。
来年、NTTドコモが開始を予定している
『LTE方式』のデータ通信サービスも見据えて、
自分にあったサービスを選んでみてください。
※参考サイト
モバイルWiMAXサービスは“買い”か?
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http://www.kenschool.jp/school/omiya/index.html
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http://www.kenschool.jp/Network/index.html
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