- 2009年8月 7日 19:35
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私達が「買い物をする」場合、商品を購入する時点で
お金を支払うのは当たり前のことです。
では、もし「24ヶ月で完成のビル」を建てるとしたら
いつ支払いをするのでしょう。
ビルが出来るまでの流れは憶測ですが、ざっとこんなところです。
- 依頼
- 契約
- 土壌調査
- 設計
- 施工
- 完成
考えられるパターンとしては下記の3つでしょうか。
パターン1:契約時
購入者は、工事も開始していないものに支払いをすることになる 。
パターン2:完成時
購入者は24ヶ月支払いは一切ない。
請け負った建設業者は24ヶ月支出のみにもかかわらず、
少なくとも経営上2度の決算期を迎えるが、決算書への売上計上が出来ず、
赤字決算といった会社の信用をも失いかねない。
パターン3:決算時
購入者は、工事中の決算時に進捗に合わせて支払う。
請け負った建設業者は完成前でも、決算書への売上計上が出来る。
パターン1は会計上は有り得ないとして、
一般的な支払い方法はパターン2でした。
このような支払い方法を会計上「工事完成基準」といいます。
実は今まではパターン2とパターン3が選択できました。
それがこの春施行された法律により原則、国際基準でもあるパターン3の
「工事進行基準」のみになりました。
これが建築だけではなくて、受注から提供まで時間がかかる契約の
会計基準として適用されます。
つまり、土木、建築、造船だけではなく、
ソフトウェア開発のようなIT分野も対象となり、
以下3つが信頼できる場合のみ適用となります。
- 収益の総額
- コストの総額
- 決算日における進捗
ソフトウェア開発の場合、コストの見積もりが難しい開発手法によっては、
進捗度を明確にしづらいなど問題点はありますが、今後「工事進行基準」が
主流となることは間違いないので、しっかり覚えておきましょう。
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