- 2010年5月26日 21:48
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Mercuryチームです。
光コンピュータとは、信号を伝える手段として、
従来の「電子」ではなく「光」を使うものになります。
従来のコンピュータでは、電子の「ある」「なし」で「1」か「0」の
デジタル信号を表していました。
光コンピュータでは、1つの光子で「1」と「0」の状態を同時に持つことができます。
これはどういう事なのかというと、2つの光子だとで「00」「01」「10」「11」と、
4つの状態を併せ持つ事になります。(これを「量子的もつれ」といいます)
n個の光子で、2のn乗個の状態を同時に表す事が可能です。
ということは、n個の光子を対象に何か演算を行うと、
従来のコンピュータなら2のn乗個もあるデータを
たったn個の光子で一括に処理することができます。
これが、超高速計算ができるようになる理由です。
処理するデータが多いほど、従来のコンピュータに比べ、
処理速度が断然速くなり、
膨大のデータを一瞬にして送ることができるようになります。
計算にかかる処理速度が速くなると、消費電力も少なくなり、
地球温暖化ガスと見られている炭酸ガスの排出量を低減する事にもつながり、
環境にも優しいものになります。
光コンピュータが得意とするのが、以上のような
天文学的量のデータを処理することであり、
それをデータベース検索に用いる事で、
大都市や巨大国家などの基幹システムを集中的に管理する事を可能にします。
また、瞬時に行われる演算は、現在の暗号化を簡単に解読する事ができます。
さらに、物質は全ての情報を送ることで、同じものを再現することができる
と言われており、瞬時に大量のデータを送ることができれば、
立体映像も瞬時に送ることができると考えられています。
ただし、光コンピューター自体はまだ研究途上の段階で、
実用化には至っておりません・・・
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