- 2011年2月13日 16:06
- Network -ネットワーク-
Jupiterチームです。
クラウドコンピューティングという言葉は、最近よく耳にする言葉ですね。
クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じて世界中の
サーバーにアクセスし、様々なサービスを提供してもらう形態を言います。
そして、クラウドコンピューティングによって提供されるサービスを
クラウドサービスと言います。
クラウドサービスには様々なものがあり、代表的なサービスには、
会話やメッセージの交換などでたくさんの人とコミュニケーションが取れる
「mixi」や「Facebook」などの「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」、
ファイル保存用のディスクスペースを借りることができる「Google Docs」や
「SkyDrive」などの「オンラインストレージ」などがあります。![]()
皆様の中にも、これらのサービスを利用している方は多いのではと思います。
そして、これらのクラウドサービスを利用するにあたって
必ず行わなければならないのが、ログイン(ユーザー認証)です。
ユーザー認証とは、ユーザー名(ユーザーIDなどを使う場合もある)と
パスワードを使って利用者の正当性を確かめる仕組みです。
認証機能は本来、システム(OS)ごと、サーバーアプリケーション
(Web、メール、ファイル転送など)ごとに
個別の仕組みを使うようになっています。
ですので、複数の異なるアプリケーションを利用する場合、
そのつど認証を受けなくてはなりません。
そこで、最近のクラウドサービスには、異なるサービスを
同一アカウント(ユーザー名とパスワード)で認証できる統合認証や、
1度ログインしただけで複数のサービスが利用可能になる
シングルサインオン(SSO)の仕組みが取り入れられてきています。
そして、統合認証+SSOの仕組みを実現するために利用されているのが、
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol:エルダップ)という
通信プロトコルです。
元々、LDAPはディレクトリサービスを実現するために利用されてきた
プロトコルです。
ディレクトリサービスとは、人間の世界で言う「104電話番号案内」の
ような仕組みで、コンピュータ上で使う様々な情報(ユーザー名やパスワード、
メールアドレスなど)を登録するディレクトリ(登録簿)を管理し、
利用者が必要に応じて検索をすることができる仕組みです。
例えば会社内で、AさんがBさんにメールを送りたい時に、
社員情報が登録されているディレクトリを検索し、
そこからBさんのメールアドレスを知ることができます。
わざわざ一人ひとりのメールアドレスを覚えておかなくても良いわけです。
このディレクトリサービスの仕組みは、特に大規模な組織等で
社内を一括管理するために多く導入されています。
クラウドサービスの拡がりとともに注目されてきているLDAP。
これからのネットワークエンジニアとして知っておかなくてはならない
技術と言えます。
LDAPを効率よく学習できる資格としては、
マイクロソフトの「MCP/MCTS(Active Directory)」や
LPIの「LPIC Level3」などがあります。
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