Home > Network -ネットワーク- > 暗号

KENスクールはITエンジニア・Web/DTP・オフィスPCの専門パソコンスクール

暗号

Jupiterチームです。

皆さんはPCを使って重要な情報をやり取りした事ってありますか?

銀行の暗証番号とか会社であれば、会社の機密情報などがあると思います。

ただ、世の中には悪い人がいるもので、
これらの情報を盗もうとする人も当然います。

では、PCはどのように情報漏洩の対策をしているのでしょうか?


昔、小学生の時にこんな暗号って使ったりしませんでしたか?

たおたたはたようたた ヒント:狸

上の暗号の答えはおはよう(「た」を抜く)で、
元の文に「た」を入れることにより、何も知らない人には分からなくして
誰かに見られても平気なようにしてあります。
(といってもすぐに見破られると思いますが)


PCでもこれみたいな(といってももっと複雑ですが)
元のデータを加工して分からなくしてから通信を行うという事ができます。


ただこの狸の暗号だと問題があります。
暗号を解く鍵である狸をどうやって相手に伝えるかという問題です。


狸の暗号を解く鍵である「たぬき」を暗号化して「たたたぬたたきた」
みたいな情報を送っても、相手は意味がわかりませんが、
そのまま「たぬき」を送ったら万が一悪い人に見つかったらおしまいです。


ではどうしたらいいのでしょうか?


RSAと言う暗号を聞いた事がありますか?
実はRSAがこの問題を解決してくれるすごい暗号です。

この暗号は

  1. 暗号化をする鍵と暗号を解く鍵を別個に作り
  2. 相手には暗号化をする鍵のみを渡して
  3. 通信をする時は、相手に渡した暗号化をする鍵で暗号化してもらい
  4. 暗号化された情報を受け取ったら暗号を解く鍵で復号

します。

この暗号の原理は実は素因数分解で作られていて
これの桁数が何百桁になった物が使われています。
 

例えば10は何と何の素数でできているかというのは
直感で2と5と分かるのですが、
8633という数字が89と97という素数を掛けた数字というのは
非常に分かりづらいです。
 

なので8633という数字を公開しても89と97には
まずたどり着けないのでこれが暗号になるのです。
(正確にはもっと細かいのですが、ここでは省略します)


ただ現在は解読できないこのRSAも完全無欠ではありません。

現在まだ実用化されてはいないのですが、量子コンピュータという
超高性能コンピュータが今後できる
と言われています。。
 

今までのコンピュータだと、ある処理を行うのに何度も計算をしなくては
いけなかったのを、たった1回で計算が出来てしまう、要するに
凄いコンピュータです。


このコンピュータなら今のRSAは簡単に解読されてしまうのです。

こんなコンピュータが出てきてしまうと、もう暗号が使えなくなるのか?
というともちろんそんな事はありません。

次世代の暗号に量子暗号というまた別の暗号が使われ、
通信の安全を確保
します。

この暗号は究極の暗号ともいわれ、なんと通信中に盗聴を検知する
事のできる暗号です。


「たぬき」から量子暗号まで暗号ってホント奥深いですよね。

トラックバック:0

TrackBack URL for this entry
http://it.kenblog.net/mt-tb.cgi/462
Listed below are links to weblogs that reference
暗号 from KEN IT BLOG - ITエンジニア/SEを育成するパソコンスクールKENのインストラクターがつづるブログ

Home > Network -ネットワーク- > 暗号

Search
Feeds

ページトップへ